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水 質

水質調査において、最も基本となる項目を自動的に測定、記録する装置「多項目水質計」をご紹介します。弊社で使用しているJFEアドバンテック社製多項目水質計「AAQ-RINKO(171)」は、深度、水温、電導度、塩分、 濁度、クロロフィル、溶存酸素、pHを同時に測定することが可能です。耐水深は100mです。
測定したデータは、その場で鉛直プロファイルを確認することができます。
小型メモリー式水温塩分計は、水温と電気電導度しか測定できませんが、大変小型ですので、使い勝手の良い測定器です。

(基本性能)

多項目水質計によって得られた、鉛直分布の一例を示します

JFEアドバンテック社製小型メモリー式水温塩分計「DEFI2-CT」は、反応速度が遅いため、鉛直分布や曳航式の調査には向いていませんが、例えばROVに装着して、海底付近の状況を撮影する場合、その場に留まる時間が長いため、その付近の水温、電気伝導度を測定可能です。